HIKAKIN(ヒカキン)さんがプロデュースするブランド「HIKAKIN PREMIUM(ヒカキン プレミアム)」から登場した、待望の第2弾商品「オニチャ(おにちゃ)」。
発売前から大きな注目を集め、コンビニなどで見かけて思わず手に取った方も多いのではないでしょうか。しかし、実際に飲んでみた人たちの間では「美味しい!」という声がある一方で、「味が薄い」「期待外れだった」という手厳しい意見も飛び交っています。
今回は、普段から麦茶を愛飲している筆者が、忖度なしの正直な感想と、世間のリアルな口コミをまとめて徹底解説します。
SNSやYouTubeで連日目にする「オニチャ」。期待に胸を膨らませて一口飲んだ時、多くの人が抱く「率直な感想」を深掘りします。
ペットボトルの外側から見ると、かなり深みのある濃い茶色をしており、焙煎を極めたような重厚な味わいを想像させます。しかし、実際に口に含んでみるとそのギャップに驚かされます。舌の上を滑る感覚は非常に軽く、雑味のない「スッキリ」とした口当たりです。後味に残る特有の渋みやエグみが極限まで抑えられており、驚くほどサラッとした喉越しを実現しています。
昔ながらの「これぞ麦茶」という味をイメージして飲むと、少し肩透かしを食らうかもしれません。直火でじっくり煎り上げたような麦の焦げた香ばしさや、喉にガツンとくる重厚なコクはあえて控えめに設計されています。良く言えば雑味を取り除いた「上品な仕上がり」、厳しく言えば「飲み応えやパンチが足りない」というのが正直なところでしょう。特に「お茶の濃さ」を重視する方にとっては、透明感がありすぎるように感じられる可能性があります。
ヒカキンさんが動画内で「究極」「革命的」と銘打ってプロモーションしたこともあり、消費者のハードルが天高く上がりすぎてしまった感は否めません。「今までにない全く新しい味体験」を期待して一口含んだ人ほど、「コンビニに売っている少しライトな麦茶だな」という落差を感じやすくなっています。この「期待値のマネジメント」が、評価を分ける大きな要因の一つと言えるでしょう。
ネット上のリアルな口コミを分析すると、評価は面白いほど真っ二つに分かれています。
肯定的な意見を持つユーザーには、以下のような傾向が見られます。
「麦茶特有の苦味や口に残る独特の香りがなくて、水感覚で飲める」
「後味が驚くほどスッキリしていて、繊細な和食の邪魔をしない」
「お茶を嫌がる子供でも、これなら苦くないからとゴクゴク飲んでくれる」
このように、「お茶としての主張の弱さ」を「飲みやすさ」というメリットとして捉える層からは、非常に高い支持を得ています。特に、日中の水分補給として「クセのないもの」を求める人にはマッチしています。
一方で、麦茶に対して並々ならぬこだわりを持つ層からは、厳しい声も目立ちます。
「香りも味もうっすい。色だけはしっかりしてるから、脳が混乱するレベル」
「こだわりを強調していた割に、どこまで原価を削ったの?と言いたくなるような物足りなさ」
「正直、家で適当に作った安価な水出し麦茶の方が麦の味が濃くて美味しい」
麦茶愛好家からは、「水っぽさ」や「エキスの薄さ」を指摘する声が多く見られました。特に、麦を煮出した時のあの「甘み」や「深み」を期待している層には、満足度が低い結果となっています。
「色がこれほど濃いのに、なぜ味はこんなに薄いのか」という視覚と味覚の不一致が、「色を付けているだけで中身が伴っていないのでは?」というネガティブな憶測を呼んでいる側面もあります。実際には、ヒカキン氏がこだわった独自の抽出・ブレンド製法の結果だと思われますが、「濃い色=濃い味」という日本人の固定観念と合致しなかったことが、期待外れという評価に繋がってしまったようです。
普段から家で麦茶を自作し、日常的に飲んでいる人にとって、オニチャの味は少し異質なものに映ります。
例えば、伊藤園の「健康ミネラルむぎ茶」は、ミネラル感と焙煎の強い香りが特徴の「スタミナ系麦茶」です。こうしたロングセラー商品に慣れ親しんでいると、オニチャは別ジャンルの飲み物のように感じられます。定番商品は「喉の渇きを力強く潤す」感覚があるのに対し、オニチャはより「クリアで繊細」な路線を狙っており、ターゲット層がそもそも異なっています。
家庭で作る麦茶は、パックを長時間水に浸したり、お湯で煮出したりすることで、麦に含まれる油分や香気成分がしっかりと抽出されます。オニチャはこの「油分感」や「口に残る重み」を「雑味」として削ぎ落としているため、家庭の味にある種の「野性味」や「手作り感」を求めている人ほど、オニチャを「スカスカな味」と感じてしまうのです。
原材料や製法のこだわりを見ると、単一の麦だけでなく、複数の要素を組み合わせてバランスを整えていることが伺えます。そのため、純粋な「ザ・麦茶」という定義で味わうよりは、爽健美茶や十六茶のような「複数の素材を調和させたブレンド茶」に近い、落ち着いた方向性の味と考える方がしっくりくるかもしれません。
ネガティブな意見が目立ちやすいのは話題性の裏返しでもありますが、ターゲットを絞れば優れた商品であることも事実です。
「麦茶を飲むと喉の奥がイガイガする感じが苦手」「焙煎の香りが強すぎると酔ってしまう」という、麦茶に対して苦手意識がある人にとって、オニチャの低刺激な設計は非常に優れた選択肢になります。「お茶」と「水」のちょうど中間のような絶妙な立ち位置を確保しています。
スポーツ後や夏場の猛烈に暑い時期、あるいは風呂上がりなど、一気に大量の水分を補給したい時には、このスッキリさが大きな武器になります。喉に引っかかる感じがなく、胃に溜まる重さも少ないため、一度に多くの量を飲むシチュエーションにおいては、濃い麦茶よりも適していると言えるでしょう。
味の良し悪しというスペック面だけでなく、ヒカキンさんが膨大な時間をかけて試飲を繰り返し、こだわり抜いて製品化したという「物語」を含めて楽しむのが、この商品の正しい楽しみ方かもしれません。限定感のあるパッケージや、話題の輪に加わるという体験は、ファンにとっては代えがたい価値があります。
もし一口飲んで「自分には合わないかも」と感じたなら、飲み方を変えてみることで印象が劇的に変わる可能性があります。
温度が上がって常温に近づくと、オニチャの特徴である「スッキリさ」が「物足りなさ」や「水っぽさ」として際立ってしまいます。氷をたっぷり入れたグラスに注ぐか、冷蔵庫のチルド設定などで限界まで冷やして飲むことで、キレが増し、喉を通る時の爽快感が格段にアップします。
お茶単体で「テイスティング」するように味わうのではなく、ぜひ普段の食事、特に味の濃い料理と一緒に飲んでみてください。例えばラーメンや唐揚げなどの脂っこい料理を食べた後にオニチャを流し込むと、口の中をリセットする力が非常に強いため、食事のパートナーとしてはこれ以上ないほど優秀なことに気づくはずです。
「毎日家族で飲む、コスパと濃さ重視の麦茶」を探しているなら、これまで通り家庭用パックがベストです。一方で、「外出先で喉が渇いた時に、水よりも少し風味があり、かつ極限まで飲みやすいものが欲しい」という場面であれば、オニチャは非常に有力なリピート候補になるでしょう。
オニチャの味について最終的な結論を出すなら、「既存の本格派麦茶の常識で測ると物足りないが、現代的な『飲みやすさ』を極限まで追求した新しいタイプのお茶」と言えます。
「家で作る麦茶の方が美味しい」という意見は、麦茶本来の力強さを愛する人の正論です。一方で「スッキリして飲みやすい」という意見も、日常的な利便性を求める人の正解です。ターゲットが「ガチの麦茶マニア」よりも「全世代が不快感なく飲めるライト層」に設定されているからこそ、このような評価の乖離が生まれているのでしょう。
賛否両論あるからこそ、一度は自分の舌でその「究極のスッキリ感」を確かめてみる価値は十分にある一本です。
| 【予約商品】 [6本セット] ONICHA 鬼茶 ヒカキン 麦茶 カフェインゼロ ミネラル ※ラベル(全3種)ランダム
|