「友だちと予定を合わせるのが大変」「カップルでスケジュールを共有したい」そんな時に便利なのがLINEの「カレンダー」機能です。
しかし、いざ使い始めると「予定の色は変えられないの?」「通知は相手にも届く?」といった疑問を持つ方も多いはず。この記事では、LINEカレンダーの基本的な使い方から、よくある疑問への解決策までを詳しく解説します。
LINEカレンダーは、LINEのトークルーム(1対1、グループの両方)ごとに作成できる共有スケジュール管理ツールです。別途アプリをインストールする必要がなく、いつものトーク画面から素早く予定を確認・登録できるのが最大のメリットです。
使い方は非常にシンプルです。
トーク画面の「+」メニュー、または右上の「三(メニュー)」から「カレンダー」を選択。
画面右下の「+」ボタンをタップして予定を入力。
日時、場所、メモなどの詳細を入力し「保存」をタップ。
保存すると、そのトークルームのメンバー全員のカレンダーに予定が即座に反映されます。
LINEはYahoo!カレンダーとの連携も強化されています。Yahoo!カレンダーアプリで作成した予定をLINEのトークに共有したり、逆にLINEで受け取った予定をYahoo!カレンダーに登録したりすることが可能です。普段の仕事や私的な予定と、LINEでの共有予定を一括管理したい方に最適な機能です。連携を済ませておけば、複数のアプリを行き来する手間が省け、予定の重複ミスも防げます。
結論から言うと、現在のLINEカレンダーの仕様では、特定の予定(中身)ごとに色を変えることはできません。 一般的なカレンダーアプリのように「仕事は青、プライベートは赤、自分の予定は緑」といった個別設定ができないようになっています。
カレンダー自体のイメージカラーを設定することは可能ですが、これはカレンダー全体の背景色やテーマカラーを変える機能に過ぎません。そのため、自分と相手で予定の色を使い分けるという目的には適しておらず、入力したすべての予定が同じ色で表示されてしまいます。
色分けができない以上、タイトルの付け方を工夫するのが最も有効な解決策です。
【名前】を先頭に入れる: 「【田中】打ち合わせ」「【佐藤】美容院」のように、誰の予定かをタイトルに明記することで、一覧画面での視認性が劇的に向上します。
絵文字をカテゴリ分けに使う: 自分の予定には「🔵」、相手の予定には「🔴」など、特定のマークを決めておくと、色分けに近い感覚で直感的に判断できるようになります。
定型文を決める: 「(済)」や「(重要)」といったタグを付けるのもおすすめです。
予定を登録する際に「通知(リマインダー)」を設定すると、その時間になったタイミングで、共有しているトークルームに自動でメッセージが投稿されます。 これは個人へのプッシュ通知とは異なり、チャットのメッセージとして流れるのが特徴です。
例えば「1時間前」に設定した場合、予定の1時間前にトーク画面へ「〇〇の予定まで1時間です」という通知が流れます。これは自分だけでなく、トークに参加している相手全員にも見える形で届きます。
共通の予定の場合: お互いにリマインドが届くため、待ち合わせの遅刻防止などに非常に役立ちます。
自分だけの予定の場合: 相手のトーク画面にも通知が届いてしまうため、あまりに頻繁に通知を設定すると「通知がうるさい」と感じさせてしまう可能性がある点には注意が必要です。
もし通知が届かない場合は、以下の設定を順番に確認してください。
スマホ本体の設定: LINEアプリ自体の通知権限がオフになっていないか。
トークの設定: 該当するトークルームを「非表示」や「通知オフ」にしていないか。
作成時のミス: 予定作成時に正しく通知時間が指定されているか。デフォルトでは「通知なし」になっていることもあるため、保存前の確認を習慣にしましょう。
LINEカレンダーのカレンダー画面上で、予定の横に表示される小さなアイコンは、「その予定を登録(作成)した人」のLINEアイコンです。
例えば、相手が「あなたの誕生日」をカレンダーに登録した場合、内容はあなたの事であっても、アイコンは「登録作業をした本人(相手)」のものになります。 これが「自分の予定なのに自分のアイコンじゃない」という混乱の原因です。あくまで「誰に関する予定か」ではなく「誰がこの情報を管理しているか」という履歴としての表示なのです。
このアイコン表示も現在の仕様上、ユーザーが手動で変更することはできません。 「アイコン=誰の予定か」という先入観を捨て、「アイコン=誰が登録したか」を表しているのだと理解しておく必要があります。 どうしても区別したい場合は、前述の「タイトルに名前を入れる」手法がここでも役立ちます。自分の予定を相手に登録してもらうのではなく、それぞれが自分の予定を自分で入力する運用にすれば、アイコンと予定の主語を一致させることができます。
予定を新規作成した時や、日時・場所などの内容を修正・削除した時はトークルームに通知が流れます。「いつの間にか予定が消えていた」という事態になっても、トーク履歴を遡れば誰がいつ操作したのかが分かるため、共有相手とのトラブルを未然に防ぐことができます。
特に重要な予定や、明日忘れてはいけない持ち物などは、LINEの「アナウンス」機能を使ってトーク画面の上部にピン留めしておきましょう。カレンダーをわざわざ開かなくても常に視界に入るため、リマインダー通知と合わせることで「最強の忘れ物防止策」になります。
まだ日程が確定していない飲み会やイベントの調整には、いきなりカレンダーを使うのではなく、まずはLINEの「投票(日程調整)」機能を活用しましょう。
候補日をいくつか出して全員の意見を募る。
最も希望が多い日に決定する。
確定した日時のみをカレンダーに登録する。 この流れを徹底することで、カレンダーが未確定の予定で埋まってしまうのを防ぎ、スマートにスケジュールを管理できます。
LINEカレンダーは非常にシンプルで使いやすい反面、一般的なスケジュール管理アプリのような「予定ごとの細かいカスタマイズ(色やアイコンの変更)」には対応していません。しかし、この制約は「誰でも迷わず使える」というシンプルさの裏返しでもあります。
「できないこと」を不便に思うのではなく、「タイトルの書き方を工夫する」「通知設定を適切に選ぶ」といった簡単な運用ルールを決めるだけで、使い勝手は驚くほど向上します。LINEという身近なツールをフル活用して、大切な人との予定管理をもっと便利に、楽しくスムーズにしていきましょう!